瀬戸内と大阪を舞台とする、歴史に名を残しずらい、今は消滅してしまった海賊一族の一生を戦闘場面を興味深く解説され、一気読みに誘う久しぶりの読書でした。史実になるべく忠実に表現するため多くの文献を調査されているのも感心しました。推理小説とは違う面白さと想像を掻き立てる場面表現も巧みで、次どうなるの連続でした。
過去の年表について記述してみましたが感情を含めての表現は難しく、歴史小説に感心させられることが多々あります。心情を中心に展開する本が如何様に作られているか知りませんが、自信の解釈、心情を交えて読者の共感を得られる作品でした。
同時並行で黒柳徹子さんの「窓際のトットちゃん続編」も読みました。記憶に基づいたユーモアあふれる、みんなに慕われる徹子さんを現在再放送中の「チヨッチヤン」を思い出しながら、やないたかしの「アンパン」もラジオ深夜便での本人インタビューも同様、共感を得るには真実が共感を生むと、あらためて思い直した次第です。
